ロマサガアレンジはピアノでも合う

Apple musicにあった『Re:Tune Romancing SaGa BATTLE ARRANGE 』を聴いた。

最初からピアノやストリングスメインで、ドラムなどはほぼ皆無かと思ったけども、後半になるにつれてリズム隊はしっかりロックしてます。
でもあくまでピアノ主体のアレンジなので、聴きやすく、オシャレ。

1曲目は鉄板のバトル1メドレーで、2曲目は個人的に好きなロマサガ1のバトル2。

3曲目は「クジンシーとの戦い」。これが意外にロックじゃなく、エレクトロアレンジ。以外に合う。

4曲目の「七英雄バトル」はドラムなしのストリングスアレンジ。ストリングスはロマサガのための楽器と言わしめんほど。

5曲目はロマサガ2の「ラストバトル」は、ストリングスとアコギのアレンジ。これもドラムは名前忘れたけど、ピアノジャックが使っているドラムだけで、いいアレンジ。

6曲目はロマサガ3の「玄城バトル」。この辺りからドラムが前へ前へ。ただアコーディオンやピアノもありで、今まで聴いたアレンジにはなく新鮮。

7曲目はロマサガ3の「四魔貴族バトル1」。少しスピードは抑え気味のイントロと思いきや、しっかり原曲通り。和楽器も取り入れられてはいるが、完全にドラムはやる気まんまん。

8曲目は「四魔貴族バトル2」。打って変わってストリングスのみかと思ったら、ドラムがドコドコのこれぞロマサガサウンド全開。ギターもガッツリです。

9曲目はロマサガ3の「ラストバトル」。ここで完全にピアノソロのみのアレンジ。

最後の曲はロマサガ1の「邪神復活〜決戦！サルーイン」。期待を裏切らない、安定のロックアレンジ。ただ抑えるとこは押さえて、各パートの楽器の見せ場を作るいいアレンジ。

全くもって集中しても聴けるし、BGMとしても聴ける1枚。
なんだかボサノバとかなんでもいけそうな気がしてした。それだけメロディがしっかりしているということなのかな。
イトケンには、ずっとサガシリーズの曲を作り続けてほしい。

Re:Tune Romancing Sa・Ga BATTLE ARRANGE

Re:Tune Romancing Sa・Ga BATTLE ARRANGE/ゲーム・ミュージック[CD]【返品種別A】

『ハルカナルトキノカナタヘ』を聴いて、CDを発売したことに意味のあるアルバムです。

Apple Musicにあった光田康典さんの『ハルカナルトキノカナタヘ』を聴いた。

人気ゲーム『クロノトリガー』と『クロノクロス』の作曲者によるアレンジだ。

名曲揃いのゲームミュージックで、全曲10曲42分と凝縮した印象。

いろいろと散りばめれたイースタエッグのようなアルバム。

ゲームをプレイしていないと、そういうことは理解できないけど、歌詞にも深い意味があり、ゲームにリンクした光田さんによるクロノトリガーとクロノクロスの解釈が詰まったCDです。

まず前提に俺はクロノクロスは未プレイなので、細かいところには気づけなかったということ。

なので、曲としての感想になることをご了承いただきたい。

歌入りもありで賛否両論あるけど、クオリティは高く、個人的に何度も聴けている。

ただApple Musicでは『RADICAL DREAMERS』と『ハルカナルトキノカナタヘ』は聴けなくなっている。

クロノクロスで有名な『時の傷跡』は歌入りで、ミディアムテンポにアレンジされて、より力強い印象がある。

クロノトリガーの『風の憧憬』はピアノとストリングスによるキレイないいアレンジ。

歌入りの『サラのテーマ』は非常にキレイで、聴き入ってしまう。

俺はクロノクロスは未プレイなので、『凍てついた炎』や『マブーレ』、『次元の狭間』などは思い入れがない。
ただ曲としては聴きやすく、『マブーレ』なんかは幻想水滸伝にも似た雰囲気があって、個人的には好きだ。

海外からもカバーの多い『時の回廊』はあの独特の音、ハンドパン（たぶん）が使用されておらず、歌入りでのアレンジとなっている。
かなりキレイな仕上がりではあるが、普通の曲に仕上がってしまった感がある。

できればもうちょっと踏み込んだアレンジでもよかったんじゃないかなと思ってしまう。

『On The Other Side / エピローグ~親しき仲間へ』はクロノトリガーのエンディング直前ぐらいでかかっていた曲で、ゲームをプレイしていただけに当時の気持ちとリンクするものがある。

歌入りではあるけど、それが余計に心に響く。

余談ではありますが、『ハルカナルトキノカナタヘ』はクロノトリガーのエンディング曲で、この曲は元々クロノトリガーのために作られた曲ではなかったようです。

確か亡くなった友人に捧げる曲だったけども、タイミングやゲームのイメージに合っていたので、採用することにしたということ。

だからひとしお思い入れのある曲のはずなので、この曲がアルバムのタイトル曲になっているんだと思う。

この『ハルカナルトキノカナタヘ』はYoutubeにあったので、貼り付けておきます。

www.youtube.com

そして光田さんがインタビューでこのアルバムについて解説している記事があるので、載せておきます。

これを見るとクロノクロスやろうかと思ってしまう。

今度HD版が発売されるしね。

キッドとサラのことはどこかで見たことがあったけども、プレイしてなかったのでさっぱりだが、この記事には少しネタバレが含まれていて、それだけご了承の上で読んでみてください。

www.famitsu.com

クロノ・トリガー&クロノ・クロス アレンジアルバム/ハルカナルトキノカナタへ

クロノ・トリガー&クロノ・クロス アレンジアルバム/ハルカナルトキノカナタへ

【国内盤CD】「CHRONO TRIGGER」&「CHRONO CROSS」ARRANGEMENT ALBUM〜ハルカナルトキノカナタヘ ／ 光田康典&Millennial Fair

Romancing Saga Re;univerSeのサントラを聴いたら、ドット絵に馴染むサウンドで落ち着く

Apple Music で『Romancing Saga Re;univerSe』のサントラを聴いた。

このゲームは少し触れたぐらいですぐにやめてしまった。
ガチャのあるスマホのゲームはやっぱり好かん。

サウンドトラックは全体的にバトルサウンドが多いのは、サガらしい。

最初の『再生の絆』や数曲は、イトケンがこの作品のために作ったので、リアルなサウンドで鳴っているが、過去作のバトル1などはほぼ当時のサウンドなので、音質に差がある。
でも当時を知っていると聴くだけで、映像が脳裏をよぎるので、聴いていて懐かしいのと今聴いても色褪せない名曲たちだ。

最後の2曲の『Battle #1 RS Version』はサガフロンティアのアレンジは、ピアノとバイオリンを基調とした聴きやすい印象。

その次の『戦いの序曲 RS Version』は、ロマンシングサガ ミンストレルソング』は、スーパーファミコンのロマサガをベースにしたアレンジで、ほかの曲と比べて違和感のないものとなっている。

俺はロマサガ2のサントラは、バトル1がほかの曲とセットになってて、単体で聴きにくいので、このアルバムならスーファミ音源のバトル曲を聴くのに最適。
やっぱりドット絵のロマサガなら、生音よりもゲーム機内蔵音で再現された音が落ち着く。

今ならロマサガ2とロマサガ3のリメイクされたゲームがあるので、プレイしたいけど、時間ないなぁ。

Romancing SaGa Re;univerSe ORIGINAL SOUNDTRACK

Romancing SaGa Re;univerSe Original Soundtrack [ 伊藤賢治 ]

幻想水滸伝のサントラを聴いて、感動もひとしお。

Apple Musicで『幻想水滸伝』のサントラを見つけた。

ゲームでは何回かクリアしていたので、聴き慣れた音楽だ。

それでも何度聴いても、褪せてない。

今あらためて聴いてみて、見た目のドットから音はスーファミぐらいなのかと思っていたが、意外に低音が聴いていて、打ち込みとは思えない音作りに気づいた。

何曲かは生音もあると思う。

たとえば『第5章「戦争」 ~悲しみのテーマ~ギター編(イベント「テオの死」より)』は生音だと思う。

ほとんどの曲を東野美紀さんが作曲されているが、『第1章「謁見」 ~美しき黄金の都(グレッグミンスターBGM)』は岩瀬立飛さんが作曲している。

この方、メタルギアソリッドのメインテーマを作曲した有名な方。

他にも何名か作曲に携わっていて、それで作曲したのは『コナミ矩形波倶楽部』ということになるんよね。すごい集団だ。

幻想水滸伝は、人間たちのドラマを描いた作品で、争いに翻弄される難しい部分があって、内容を理解できていなかったとしても、人と人との結びつきで惹かれるものが多かった。

ストーリーもすばらしいが、プレステだからといって、ポリゴンを使わずにベーシックなドット絵が逆に印象づけた部分は大いにある。

そしてゲームには欠かせないこの音楽たち。

本当にどれかが欠けていても、ここまで人の心に刻まれるほどのゲームにはなっていなかったと思う。

ほんと好きだわ。

音楽については、王道的な曲というのは少ないというか、和風と洋風を混ぜた独特のデザインに、王道的に曲を作るとイメージが崩れると思う。

そしてそれを、こんなにガッチリと作品にマッチした曲たちを連ねるなんて、しかも粒ぞろいじゃなく、どれも本命だ。

戦闘シーンの曲もカッコいいわけじゃないのに、記憶に焼き付けるよなぁ。

CD２枚組で50曲以上入っていて、聴けばゲームプレイした記憶が蘇る・・・

あ、あれ？ほんとにぼかしがかかったようにしか蘇らないのは年のせいなのか。

まぁそうであっても感動は刻まれてるからね、この胸に。

そんなこんなでエンディングの曲、『第7章「最後の戦い」 ~Avetuneiro Antes Lance Mao~戦いは終わった~(エンディング)』を聴いて、この走馬灯のように過る気持ちは何なんだろう。

今なら曲を聴いただけで泣ける。

幻想水滸伝もテレビとかでオーケストラやってくれねぇかな。

幻想水滸伝

幻想水滸伝 [ (ゲーム・ミュージック) ]

閃光のハサウェイのサントラのMöbiusとG1×2がとにかく好き。

Apple Musicに加入したことが片っ端から曲を聴き漁っている。

思い出したように聴いたのが、先日観た『閃光のハサウェイ』のサントラ。

これ作曲した人、澤野弘之さんと言って、ドラマやアニメでの活躍されていた有名な方だった。しかも同い年だ。

『進撃の巨人』も作曲されていたのか。

一通り聴いてみて、ラピュタのように思えてた曲は「car5p3 / PENELOPE」のイントロ。

あと車のシーンのおしゃれな曲は「G1×2」。ベースとギターがいい感じ。

澤野さんの曲は、全体的に厚みと迫力がある。

重厚が故にメロディやハッキリとした部分が埋もれがちではあるが、映画を観ていてシーンにはあっていた。

何度も言う車のシーンやピアノだけのサウンドなど、曲の幅も広く、聴かせる。

タイトルの付け方が独特で覚えにくいけど、曲のインパクトはあるんだよなぁ。

一番最初に流れる「Möbius」はすごいの一言。

曲の流れを一気に変えるようなサウンドで、重厚なのにメロディが切ない。

この１曲に映画のすべてを詰め込んだような感じ。

またいい曲と出会えたし、いい作曲者を知れた。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ オリジナル・サウンドトラック

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閃光のハサウェイはなんだかんだ見ちゃう映画。

『閃光のハサウェイ』を観た。ガンダムはファーストガンダムの映画とガンダムWしか観たことがないけど、それなりに楽しめた。

この映画はとにかく絵がキレイ。人の仕草もリアルで実写みたいな感じで、絵だけでも惹きつけられるものがあるので、最後までみていられた。

車のシーンなんか、本当に気持ちがいいくらいで、サウンドもオシャレで、ガンダム映画じゃなくてもいいんじゃないか？て思ったよ。

ただし、肝心の内容は難しく、説明不足の部分もあり、よくわからん。逆襲のシャアも観てないからな。まさにその後の話になっているみたいだし。

もともと小説が原作で3部作となっているので、終わり方もスッキリはしないが、続きを見たいとは思わせる。

モビルスーツのシーンは、人間視点で本当に巨大なロボットが動き回る様を描いて、こんなの実際に目前にしたら、ただの大災害や！ってなる。
モビルスーツのバトルシーンは、今の技術だとかなり迫力があって、見応えがある。
そんなに多いシーンではないけど、ちょっと見てほしいって思う。

声優さんは、主役のハサウェイの声が、あれ？これ？どっかで聞いたことあるけど‥‥ジョルノか！ってなった。
ジョジョ5部のジョルノ・ジョバーナの小野賢章さんだ。

俺は最近のアニメはほぼ観ないが、この声だけはわかったわ。

ギギとか誰かわからん。調べて、鬼滅の刃のカナヲか！てなった。
津田さんも出てたみたいだし、その辺無知ゆえ声聞いただけで判断できん。

ただ昔のアニメは知ってるから、山寺宏一さんや佐々木望さんが出てるのはわかった。

劇中の音楽については、耳をそばだてていたわけじゃあないので、個人的だが、かなり好きなサウンドが多く、バトルシーンもラピュタのあのシーンを思い起こさせるBGMがこそばゆい気持ちにさせる。

というわけで、一度は見てほしいという気持ちを込めて、おすすめできる映画です。
映画3部作全て出たら、一気見したいね。

ODD TAXIは先が気になって一気見してしまう。

会社の人から勧められて観た『ODD TAXI』1日の自分の好きな時間をこれを観るのに必死で費やすほどハマった。
全12話で一気観しやすいので、おすすめ。

内容はオットセイ？トド？みたいな動物の姿をした主人公がタクシー運転手をしていて、そこで出会った人々によって、徐々に物語が進み始める。
その物語というのが、メインストーリーがあって、回を重ねるごとに脇にそれているようで、それを本編に上手く絡ませる。

主人公は愛想のないキャラの上に、客にはズカズカとプライベートな質問を堂々とする。
その割に自分のことはあまり喋らない。
それでも嫌いになれない変な魅力のあるキャラ。

しかも声が鬼滅の刃の炭治郎。こういう声もでるんだなぁ。

このアニメの脚本家、
此元和津也さんは実は前に観た映画『セトウツミ』と一緒だった。
その映画でも言えることなんだが、キャラ同士の掛け合いやセリフのチョイスが素晴らしい。

「セトウツミ』では、絵的には8割同じ絵で、あとは会話だけで話が展開している。
ただの駄弁りで魅せる映画て、なかなかないよ。

話は逸れたが、このアニメも会話の掛け合いが絶妙。
タイトルにある『オッドタクシー』もあるキャラがセリフとして発言するシーンがあるけど、そのセンスも流石と言える。

Amazonのプライムビデオで観れるので、観れる人は一度観てみることをおすすめします。

ちなみに映画化されるということで、最後の終わり方の心配事が解消されそうで楽しみだ。