ダウンタウン熱血行進曲は青春

小さい頃に友達の家でよくプレイした「ダウンタウン熱血行進曲」

もう毎日イヤというほどプレイした。

どんだけプレイしてもイヤにはならなかったが、

「れいほうはジャンケンな」と選ぶのに取り合いになったり、

「アイテム壁投げするのなし」でポイント稼ぎは違反になったり、

最後の格闘でマジでムカついたり、

そういう意味でイヤになってたな。

それでもまたプレイしてしまう恐ろしい依存度があった。

今思えば、こんなに短いゲームで何度もプレイできたのは

くにおくんとかの抜群にディフォルメされたキャラクターや

ボタン２つでジャンプさせる独特の操作性の良さとか、

あとは音楽が、もう濡れた水泳パンツを脱ごうとするときにベッタリ離れないぐらいの

相性の良さがあったに違いない。もうそこは譲れない。

くにおくんの作曲者は澤 和雄さん。

ファミコンのダウンタウンシリーズはすべて手掛けていると思う。

澤さんが作る曲は、くにお節が出てて、聴けばすぐにわかる。

アルペジオに似た伴奏がふんだんに使われ、独特の間の取り方を多様する曲が多い。

ベース部分も癖があり、メロディはハッキリしていて、結構音階が広く、

高音部分が来る部分は耳に残ることが多いかも。

ゲームは基本何度もやるから、どんなゲームも耳に残るが、なんかこうメロディの展開が実に上手い。

このゲーム中に流れる、誰もが知っているであろう「クシコスポスト」でさえも

澤さんの手にかかれば、すべてがくにお。

何をしていてもくにお。

どうあがいてもくにお。

くにおからは逃れられない。

そういえばダウンタウン熱血行進曲はPS4などで、リメイクみたいなやつを

今でもできるようになっているので、ネット対戦でどこぞの野郎どもとやりあうことができる。

ただ個人的には、アークシステムのくにおくんの新作はどれも俺には受け入れられん。

操作方法や動作がもっさりしてて、ファミコンの方がキビキビしてる。

ファミコンにできて、最近のゲーム機でなぜできん。

見た目もファミコンテイストなのに。がっくりだわぁ。

 もうこれはテンドウさんのアレンジでも聴くしかない。

www.youtube.com

あと例のステレオも。

www.youtube.com