MOTHER3をクリアした。
プレイを終えての感想は、切なさ半分うれしさ半分。
MOTHERシリーズは最初にプレイヤーの名前を書くところがあって、プレイヤーもこのゲームの一部なんですよって、思わせてくれるところがいい！
とくにこのMOTHER3では、最後にそういう気持ちを高めてくれる。
MOTHER3では一つの家族の話がメインで、章立ててストーリーが進行する。
全部で8章まであって、1章から5章までは個別に主人公がいて、6章でやっと勇者の出番みたいな感じ。
ドラクエ4の5章でみんな揃うってとこに似ている。
糸井重里さんがシナリオを作っているだけに、所々にパワーワードが散りばめられていて、グッとくる言葉、クスっとなる言葉、ムカっとくる言葉、納得できる言葉、ためになる言葉など、いろんなところで普段の当たり前を見直させられることがある。
ストーリーは一方通行ではあるが、街やダンジョンは自由に行き来できるし、マザーの世界観に浸れるだけで満足度が高い。
あとは敵も味方もクセのあるキャラが多く、みんながみんな、セリフまわしがイイ意味で憎たらしい。
バトルシーンは音楽に合わせて、タイミングよくボタンを連打すると連続攻撃をする。これってマザーシリーズ共通だったか忘れたが、バトルシーンの音楽が固定曲じゃなく、敵によって変わるので、リズムに乗るの至難の技。上手いことできてるわ。
バトルにおいては、回復やダメージがドラムロールのように回転するので、一気に死なない。
例えば体力が100あって、ダメージが150あっても、食らった直後に0になるんじゃなく、徐々に減っていくので、本当に0になるまでに回復すれば生き返るところが、このゲームのいいところで、バトルの醍醐味かもしれない。
これが最後のバトルでも、絶妙に活躍する。
これはマザーシリーズ共通やね。
相変わらずゲーム全体のデザインが秀逸すぎる。
またドット絵の動きが細かい。ウエスじいのおしりダンスや、サルサの愛嬌ダンス。
車や乗り物全般、ドットが細かい。
見応えがあって、本当に芸術レベル。
そして音楽。
音楽は田中宏和さんと思っていたけど、違った。
今回作曲したのは、酒井省吾さんでした。
全く違和感なかった。しかもイイ曲も多いし、前作、前前作で使われた曲もアレンジされて使われている。
例えば、名曲POLLYANNAの曲とかね。
ゲーム内にミュージックプレイヤーがあるので、収録順に気に入ったものだけ紹介していこう。
瞬間的に思ったことを書きます。
ちなみに海外のMOTHERファンサイトでは、ゲームミュージックを聴くことができる。
最初の名前を入力するところ『たのしいネーミング』が結構好きで、ベースのエレクトリカルなところにベルのような音が心地いい。
オープニングの『WELCOME!』はMOTHERらしいフレーズが散りばめらていて、別の作曲者でこうもMOTHERらしさを醸し出すなんて、酒井さんやるなぁ。
この感じは『逆転裁判』でもあって、１，２，３と別の作曲者とは思えない統一感がある。
『ママのふるさと』のふるさとでは、MOTHER2ではツーソンで流れるメロディを一部使っている。
基本的な効果音は前作を踏襲しているので、安心感があった。バトル終了サウンドとかね。
『お気に召すまま』はメニューを開くたびにバックで鳴るサウンドで飽きない。
『あなたへの手紙』はヒナワの手紙で流れるシーンだが、その次の曲ではその曲がほわほわした感じになっている。
『なぞの飛行物体』ではブタマスクが初登場のシーンだったかな。
『か か 火事だーっ!』ではブタマスクのサウンドがめっちゃロック！めっちゃかっこいい！
『炎の森』でもブタマスクサウンドの別バージョン。振り返るとブタマスク活躍しすぎじゃないか。
『こうもりさんツイスト』バトルサウンド。昭和グループサウンドみたいや。
『いい湯かな』はゲームでは何度も聴くことになる。大変お世話になりました。
『やっかいなやつら』雑魚バトルサウンド。よく聴く。
『めいわくなやつら』やや手強いバトルサウンド。クロノ・トリガーのバトルを思いだす。
『バックビートバトル』これもバトルサウンド。どの敵だったか忘れたけど、結構好き。
『ジェントルレイン』ピアノがしみる。いい曲。でもどこで流れたっけ？
『そぼくなYADO』MOTHER2とは打って変わっての宿。あっちはホテルやしね。
『ハードレイン』ヒナワ探すときのサウンド。ベース半端ない。
『走れマイドッグ!』勇ましくてカッコいいのに、あんまり覚えてない。
『おそるおそる』MOTHER2の最初のUFOが墜落して、見に行くときと似てる。
『やんちゃなブルース』これも雑魚バトルサウンド。
『哀しき改造』たぶんバトルサウンド。
『コンフュージョン』切ないピアノ。ヒワナのときに流れてた気がする。
『MOTHER3 愛のテーマ』泣ける。
『悲しみのタツマイリ』ちょっとドラクエの船とかのサウンドに気持ち似てる。
『イン･ザ･ルーム』この曲、めっちゃMOTHERっぽい。
『ひとりで行く』MOTHERの曲って、ベース大事だよなって思わせてくれる曲。
『テリの森を抜けて』この音をGBAで出すのが、すごい。サウンドエンジニアの底力を感じる。
『もっとやんちゃなブルース』定番バトル。
『じゃまなやつら』やや強い敵。
『マンボ･デ･バトレ』これでもバトルサウンド。
『ぶったまげマーチ』これは強い。強かった記憶のバトルサウンド。
『マジプシーのパーティー』なんでこんなに渋いの？ジャズとクラシックとテクノ。
『もっとめいわくなやつら』クロノ再び。
『つんのめりマーチ』ちょっと変化球のバトル。
『メカドラゴとのたたかい』めちゃボス戦。
MOTHER3のレベル上がる音は、癒やし。
第２章とか次の章に行くときは、逆転裁判の次の話が出たときのサウンドと重なる俺がいる。
『一子相伝』この曲好きだ。どこで流れてたんだ。思い出せん。
『ドロボー･マインド』ダスターのテーマといっても過言じゃない。
『ゾンビート』マイケル・ジャクソンが見える。
『きっついゾンビート』マイコー再び。
『運命(さだめ)』バトルだけど、もはやどいつで流れてたのかわからん。
『もっとじゃまなやつら』バトルだけど、もはやどこで・・・。
『オソヘ城』おばけ思い出す。
『もっとやっかいなやつら』おばけバトル。レベルあげしてたなぁ。
『バックビートバトル･ハード』バトルなのに、哀愁が・・・。
『そしてエル･マリアッチ』これでもバトルサウンド。
『ドライなやつら』これもバトル、だったかな・・・。ピアノがいい！
『オバケのためのエチュード』おばけ最高！
『ラグタイム･オソヘ』こういう曲作れる人、羨ましい。
『真剣(まじ)』だんだんトノサマンに聴こえてきたわ。
『いわれなきリベンジ』出た！ブタマスク戦！
『家庭の事情･第2楽章』このバトル苦戦した・・・。
『師匠で父でドロボーで』ウエスのテーマ。
『ブタ的なやつら』ブタマスク戦なのに、ちょっと小洒落とる。
『ブタ的ななにか』間違い探しのサウンド版。
『ひらけゴマあぶら!』このシーン見てほしい。ウエスが・・・。
『ひらけゴマどうふ!』このシーンでウエスのおしりが・・・。
『先祖のおかげ･第8楽章』俺の場合、どうしても逆転裁判の携帯思い出す。
『手ごわいやつ』必死だったのか思い出せん。
『サルにはサルのラブソング』サルサの動きは愛くるしい。
『ビンビン･ポークビーン』乗り物に乗ってるときのサウンドね。
『行商人の大演説』おのれヨクバめ・・・。
『おサルの宅配便』案外切ないんだよな。
『ドラゴ!?』こんな曲が流れていることをゲーム中だと頭にない。
『鉄道がこの村に!』まさかこんなに様変わりするとは。同じゲームとは思えない。
『ホテルなYADO』ホテル仕様や！MOTHER2とおんなじ雰囲気。
『すてきなマイルーム』アレンジの引き出しが多すぎる。
『いささかエレジー』老人ホーム。
『トンネルを抜けると?』ベースが好きすぎる。
『もっとドライなやつら』この曲好きだ。若干BPM上がってる？
『ムラサキの森』これも好きだ。音選びがイイ。
『おえらいさんのテーマ』DCMCのライブサウンド。タイトルこんなんやったんやね。
『ヤネウラがダンジョン?!』無駄にカッコ良すぎる。
『はげしいやつら』この戦い辛かった。そんなサウンド。
『ロックンロール(あまくち)』バトルサウンドだけど、タイトルよ。
『ロックンロール(からくち)』MOTHERにロックはつきもの。
『タメキチズ･ルーム』これ、MOTHER2にもあったよね？
『デンジャラス･ハイウェイ』結構この曲聴いた。ねずみ探したなぁ。
『白銀(PAのママいちおし曲)』ジュークボックス。
『妖精(クマヒゲいちおし曲)』NINTENDO64版使う予定だったとか。
『決意(ガムの兄さんいちおし曲)』これもそう。
『祝福(スキンヘッドいちおし曲)』これもです。
『青春(トイレ待ち牛いちおし曲)』これも！64版もやりたかった。
『あのお方のメモリー･2S』この曲は！MOTHER好きで知らない人はおらんだろう。
『あのお方のメモリー･2H』ホテルです。これがホテル。
『MROB-6720M』バトル。マシュマロちゃん、強すぎて戦わなかった・・・。
『GENE163-1425』この辺のバトル、敵にいい思い出がない。
『この子たちに名前を』MOTHER3のテーマ再び。
『おかあさん?!』まさにマザー。
『マジプシーの お･へ･や』なんでそんなに哀愁・・・。
『マジプシーは お･る･す』おるすでもこの気品・・・。
『クローズユア お･め･め』内容と音楽が合ってな、いや何でも・・・。
『電車に乗って行こう!』電車じゃないみたい。
『たまにはいいでしょグリーン車!』この曲、ノリノリ。
『キマイラの研究なのだ』悪夢のかくれんぼ。
『ピンクのシェル』どこで流れていたか覚えてないけど、曲の振り幅半端ない。
『オケラの長老』身の程を知るというのはこういうことを言うんだろうな。
『スノーマン』MOTHER2と一緒です。
『ブッコワシ賛歌』だんだんバトル戦、説明が面倒くさくなります。
『ソラトブナニーカ』冷蔵庫って、空飛ぶんですね。
『なんとかさん』どせいさんは外せない。
『プライドかけたハッスル』この曲のピロピロいうのが好きなんです。
『はみんぐ するです』これもどせいさん。
『ヨクバ&ツーヤク』ヨクバがなんでこんな渋いのか、後々わかった気がした。
『コーヒーブレイク』温泉だったかな。
『恋する酸素』ぶちゅーを思い出す。
『キミがキレイだキのせいか』渋いのに、きれいな人がいる。
『ホントのWELCOME!』このカジノ感、好きです。
『内輪差だよ人生は』とりあえず長すぎるわ、それ。
これでラストの８章突入。ミュージックプレイヤーはストーリー通りですな。
『映画館でせんべいは食べないで』映画館ではMOTHER2が流れているんですよ。
『ニューポーク･ボッサ』この曲、休みの日のBGMにいいかも。
『リダのジムノペディ』リダからの衝撃の告白が・・・。
『アフロでボンバボン』DCMCメンバーが熱い。
『DCMCのテーマ』ゲームでも見応えがある。
『サンバ･デ･カンボ』アフロいい味でてる。
『雨のちハーレム』カトちゃんじゃないよね？（年代が・・）案外ここからも長い道程がある。
『さわやかトイレット』いい曲。すっきりしそう。
『ほどほどにガンバレ!』茶番が始まりました。
『ハイそこまで!』名曲POLLYANNA！ドット絵もすばらしい！
『ポーキーのポーキー』ファミコンテイストなのがイイ！
『乱入ロックンロール』DCMC大活躍！
『ポーキーさまのテーマ』ラストバトル！？
『仮面の男とのたたかい』この戦いが本当につらい。ドラムロールふんだんに利用しました。
『カーテンコール』おわった。エンドロールです。
『16メロディーズ(はじまり)』プレイ中は曲のタイトルはわからないけど、憎いタイトルつけるね。
『いのちの記憶』ここのシーンがなんだか、切なさとうれしさが滲む。
以上で曲の解説というか一言思い出は終わり。
かなり時間をかけてプレイしたけど、よかった。
もう一度MOTHERを最初からプレイしたくなるね。
個人的にはオウムの「ドッコイ ハクセイジャナイヨ」が目に焼き付けてる。
アルバムで『MOTHER3i』というのがあって、こっちの方が原曲忠実なアレンジかな。
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